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ノンデザイナーズ・デザインブック

   

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読者は読みづらいものを読もうとはしないが、
視覚的に明快で上手に配置されたものを喜ぶ。
そのほうが、理解という作業が楽になるからである。
この理由から、重要な部分は突出し、
重要でない部分は抑制されなければならない。
– Jan Tschichold 1935

上手なデザインのどの作品にも見つけることができる4つの基本原則

本書では、この4原則をもとにして、ダメなデザインを良いデザインにするビフォーアフターが繰り返し例示されている。

コントラスト

ページ上の要素同士が単純に類似するのを避ける
もし要素(書体、色、サイズ、線の太さ、形、空きなど)が同一でないなら、はっきり違わせる
コントラストは、読者をまず読む気にさせる役割をする

反復

上記の要素を作品全体を通して繰り返すこと
一体性を強化する

整列

ページ上のあらゆる要素が、他の要素と視覚的に関連をもつ必要がある
これによって明快、洗練、新鮮という印象が生まれる

近接

関連項目は近づけてグループ化する
デザイン全体に空きがでるのを恐れない
関連する情報は近接させてグループ化する。関連しない情報は近づけない。

解説にデザイン例は原文のまま(英語)だが、
デザインにフォーカスしているので英語を理解できる必要はない。
言葉によってデザインの骨子を理解できる入門書。

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