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GoPro用の電動スタビライザーを比較

      2016/06/15

GoPro対応の電動スタビライザーを比較

GoProに対応した4社の電動スタビライザーを比較した。
今回比較したのは以下の4つ
・FEIYU FY-G4S 31,500円〜
・LanParte HHG01 40,000円前後
・iFootage e-Gimbal G1 32,500円〜
・Neewer-Pround3 25,000円前後

スタビライザーは本来、安定させるものという意味。
画像や映像を撮る際に、画を安定させるために使う。
商品名や商品説明にスタビライザーと銘打っている製品もあれば、
ジンバルと呼んでいるメーカーや媒体もある。ほぼ同義と思って問題ない。
ジンバルとは、1つの軸を中心として物体を回転させる回転台の一種。
あとはステディカムとも。ステディカム=カメラをステディさせる=カメラ安定支持機材

2軸の場合は縦と横だけ。x軸とy軸
3軸の場合は、奥行きも加わる。z軸
当然3軸の方がより映像が安定する。

スタビライザーの電動式と手動式の違い

スタビライザーには手動式のものと電動式(電子制御)のものがある。
基本的に手動式のものは安価で購入できる代わりに、
ブレが電動式の製品よりも多い、設定が難しいなどのデメリットがある。
以下に電動式と手動式のメリット・デメリットを簡単にまとめた。

電動式スタビライザー・ジンバル

メリット デメリット
・手動式よりも、よりブレを防ぐことができる
・電子制御に頼るので、スタビライザーそのものが手動式の物より軽い
・値段が高い
・バッテリーの充電が必要

手動式スタビライザー・ジンバル

メリット デメリット
・電動式に比べて値段が安い
・バッテリーを気にする必要がない
・重くて持ち運びが不便
・設定が難しく時間がかかる

以下にGoPro HERO4に対応した人気の電動式スタビライザーと、その特徴をまとめた。

FEIYU FY-G4S

FEIYU FY-G4S

FY-G4Sは、FEIYU TECH社が2015年に発売した新作モデル。
「Feiyu G4S – 3軸手持ち式ブラシレスジンバル 360度回転カメラマウント」
2016年6月時点で最新作。

・31,500円〜
・重量 260g
・3軸ジンバル
・使用時間 約4時間半
・Tilt、Roll、Pan、3方向にそれぞれ360度回転して撮影できる
・ジンバル本体からGoProカメラを接続して電源を供給できる
・GoProHERO3、HERO3+、HERO4対応
・日本語マニュアルあり
・バッテリー4個つき

FY-G4S × GoPro HERO4での撮影の様子↓

LanParte HHG01 RR-G3

Lanparte-hhg01

・40,000円前後
・重量478g
・3軸ジンバル
・GoProだけでなく、iPhoneなどのスマホも装着できる
・GoProの装着方式がハウジングによってマウントする方式
・バッテリー充電時間は約1.5時間で連続動作時間が約3時間

対応機器は以下の通り幅広い。
GoPro HERO 1/2/3/3+/4のカメラとiphion4 /4s/5/5s/6/6PとSamsung galaxy S Seriesなどの5.7インチ以下のスマートホンに対応

LanParte HHG01 × GoPro HERO4での撮影の様子↓

iFootage e-Gimbal G1

iFootage e-Gimbal G1

iFootage社の「e-Gimbal G1」

・32,500円~
・155g
・2軸ジンバル
・可動域は左右が「-125 ~ 125」 縦が「-110 ~ 45」
・バッテリーがGo Pro HERO3 / HERO3+と同じ。
(HERO4のとは違う)
・グリップを外して使うこともできる

ちなみにこのiFootageの電動スタビライザー「e-Gimbal G1」は、
HERO4を装着することもできる。
ただし、バッテリーはGopro Hero3、Hero3+と同じものを使う。
※Hero4のバッテリーは使えないので注意。

iFootage e-Gimbal G1 × GoPro HERO3+での撮影の様子↓

Neewer-Pround3

Neewer-Pround3

・25,000円前後
・3軸ジンバル
・回転角度は270度の傾斜作動角、90度の回転作動角、270度の垂直作動角
・内蔵の電源モジュールでGoProカメラのバッテリーを充電できる
・電池は別売り

この電動スタビライザーはAmazon.co.jpでの評判は良いものの、あんまり情報なし。
Youtubeにも実際に撮影した動画が全然あがってない。

 - GoPro