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世界のエリートはなぜ瞑想をするのか

   

世界のエリートはなぜ瞑想をするのか – 渡邊 愛子

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全体的に瞑想のすすめ、な本。著者が瞑想で得た素晴らしい体験、日常生活へのメリットをもとに、この瞑想を広めたいという思いから瞑想をプロモートしている。全5章。下記の章立てタイトルは、本書の通りではないです。

PART1 欧米で流行っている瞑想の状況と効果について
PART2 瞑想の効果
PART3 瞑想をはじめよう、はじめてから変わること
PART4 瞑想の方法を紹介
PART5 瞑想を習慣化させるコツ

PART1 欧米で流行っている瞑想の状況と効果について

瞑想が欧米で流行っている。世界で活躍するエリートも実践している。瞑想を習慣づけると身体に良いことがある。という感じで瞑想をプロモートする章。

・アメリカでは空港にネットカフェのように瞑想ルームが設置されている。ヨーロッパのいくつかの空港にも。

2013年9月発行の「Psychology today」(アメリカの雑誌)で、瞑想をはじめる20の科学的理由が発表された。

1 免疫力アップ
2 痛みが緩和する
3 炎症を抑える
4 ポジティブな感情が増加
5 抑うつ感情が減少
6 不安が減少
7 ストレス軽減
8 感情的知性が向上
9 より同情的になる
10 孤独感が減少
11 感情をコントロールする能力が上がる
12 自己を内観する能力が向上
13 脳の灰白質が増加 →灰白質は、脳内の情報処理の中心的な役割を持っている。TVゲームをよくやる子供は灰白質が大きいというベルギーの研究もあり
14 自己統制を司る脳内エリアが増加
15 注意力を司る脳皮質が増加
16 集中力向上
17 マルチタスク能力が向上
18 記憶力向上
19 創造性アップ
20 より賢くなる

PART2 瞑想の効果

第1章でも触れた瞑想の効果を掘り下げる。著者が瞑想ティーチャーとして伝授した生徒1000名の体験をもとに、瞑想の効果を12個に分けて紹介。

上述の20の効果とほぼ内容は被っている。

PART3 瞑想をはじめよう、はじめてから変わること

瞑想って怪しいと思うかもしれないけど、とりあえずはじめてみよう!はじめると段々生活がかわってくるよ、という瞑想をプロモートする章。

PART4 瞑想の方法を紹介

瞑想の方法例を具体的に紹介。1分~20分まで、アメリカの「チョプラ博士」がテレビや雑誌などのメディアで紹介している方法を掲載。

1分コース「感謝の想起」

楽な姿勢で座り、目を閉じる。手は自由に楽な形で、ひざの上に置く。手のひらは天井に向ける。自分の意識を胸の中央にむけて、そのまま感謝のきもちを想起する。例えば、すでにあたえられている状況や物事、ありがたいと感じていることをひとつひとつ思い浮かべる。思い浮かべて、感謝のきもちを想起する。

5分コース「ヒーリング瞑想」

鼓動を感じる。
平和、調和、笑、愛、という4つの言葉を繰り返し唱える
↑スートラ(意味のない言葉であるマントラの対義語)

10分コース「呼吸の観察」
20分コース「マントラの活用」
ソーハム瞑想、アンハム瞑想の紹介

30分コース「原初音マントラを使う」

PART5 瞑想を習慣化させるコツ

瞑想を続けるのが難しいという声をもとに、瞑想を生活の中に取り込むためのコツを紹介。

・1日2回 理想は30分以上
1回目 朝の瞑想は起きてすぐがおすすめ。朝起きて用を足し、コップ1杯の水か白湯を飲んでから瞑想することをチョプラセンターでは推奨。1トイレ、2水、3瞑想の三拍子
2回目 朝の瞑想から7~8時間あいている時、胃がからっぽの状態、入眠前は避ける

瞑想は空腹時を推奨。食後は身体が動的な状態だから。

・交通機関でも座れるところでは瞑想できる、など

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